2017年ご挨拶

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2017年ご挨拶

2017.1.1 Sun

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3月の薬膳食話スペシャル

2016.5.29 Sun

CIMG4725今年はじめてアトリエの出張ワークショップは東中野の『ビストロソレイユ』にお邪魔しての、3月「薬膳食話スペシャル」。そのテーマは、おいしい大豆と麹、塩で我が家の手前味噌を作ろう、でした。

 

お店に入るとテーブルクロスの上には材料と作業で使うための空き瓶が並んでいます。さっそくみなさんエプロンをつけて手を洗い準備を整えます。この日のウェルカムドリンクはまだ3月ということで、花粉症や水っぽい鼻水、咳やたん、くしゃみなどを意識してブレンドしたもので、ルイボスティーをベースに、しそやシナモンの香りがたつホッとひと息つく薬膳茶でした。

 

今回は使う素材は、ソレイユの樋口陽子さんにそろえていただいたものです。フレンチのお店なのですが、素材にこだわっておいしいものをたくさん知っている方ですからワインのことから、おだしのとり方まで、彼女のお話はいつでもとても興味深いです。

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さて、大鍋で茹でた大豆は千葉県山武市『ミノワライスフィールド』の千葉県在来種「小糸在来」、麹は同じミノワライスフィールドの合鴨農法・無農薬のお米「かもまい」を使った特製麹、塩は「大地を守る会」から メキシコ、オーストラリアの天日塩ににがりを加えたものを、日本で昔ながらの平釜で煮詰めて再結晶させた製品を使用しました。こだわりたい方はお塩も国産の価格の高いものでもかまいませんという説明もありましたが、今回はふだん使いの調味料ということで材料費もそれを意識してバランスを考えていただいたことがわかります。日本人にとってなじみの深い発酵食品は、体の免疫力を高め、肌や腸の調子を整えると言われています。薬膳・漢方では、味噌は「鹹味(かんみ・塩辛い味)」、「腎」を養う食材と考えられています。「腎」を養うことは、アンチエイジングに大切なことという説明もありました。

 

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手順説明をして作業開始です。まずは“塩切り”といって麹と塩を袋の中でよく混ぜます。そしてさらに大豆の袋に加えてまんべんなく混ぜます。熱すぎると麹がダメになるので、ほのかにまだあたたかいくらいの温度です。さわると立ち上る香りもあまくて、つい「美味しそう〜」の声もあがります。茹でた大豆は張りがあってツヤツヤ、実際に食べてみるとびっくりするほど甘いです。

 

よく混ぜたらビニールに小分けして、手や空き瓶を使って大豆を潰していきます。最初はやわらかいので簡単そうに見えますが、まんべんなく手作業で潰すのは意外と大変。夢中で作業していて汗だくになる人もいました。うす茶色だった袋の中身は潰されて白っぽく見えるようになりました。美味しい味噌のために力を出して頑張ります。みんなでわいわい話したり、進み具合をお互いに見たりして、ときには協力しながら作業をするのは楽しいです。

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IMG_4956そしてランチタイムでは昨年ソレイユのワークショップに参加して作ったアトリエのお味噌の味見と、樋口陽子さんの手作り味噌のとん汁、ミノワライスフィールドの「かもまい」を大豆のゆで汁で炊いたご飯をいただきました。アトリエから持ち込んだお味噌は深みがあって美味しい仕上がりで大好評でした。お持ち帰りした味噌はまったく同じ材料でも発酵する場所や時間によって味が変わるそうで、ひと月ごとに味見をして確認してみてくださいと説明がありましたが、お好みの発酵状態を調整できるというのも手作り味噌の魅力のひとつです。ご飯も具沢山のとん汁、お漬け物も、身体にしみわたるやさしい美味しさでした。

 

帰宅後発酵させる容器に詰め替えて、美味しいお味噌になるように待ちます。どんなお味噌が出来あがるのかとても楽しみです。おみやげに用意した本日の薬膳茶もお持ち帰りいただきました。アトリエでのワークショップも毎月行っています。お時間があえばぜひいらしてみてください。

(スタッフN)

 

追記 7月9日に『ビストロソレイユ』にて手前味噌自慢大会を企画しています。みなさんふるってご参加ください!(味見専門の参加も歓迎です)

 http://halu-g.jp/?post_type=news&p=1877

 

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◆ケータリング・ビストロ 「ソレイユ」

 http://www5b.biglobe.ne.jp/~Y-Soleil/index.html

◆ミノワライスフィールド

 http://www.3rinsha.com/blog/

 https://www.facebook.com/minowaricefield/

◆アトリエハル:G

 https://www.facebook.com/halu.g.jp/

 

2月の薬膳茶話「心と薬膳」

2016.3.29 Tue

IMG_44092月ワークショップは陽射しの温かな日曜日でした。ウェルカムドリンクはぜひ味見していただきたくて福岡『職彩工房たくみ』さんから届いたばかりの温州みかんジュースです。果実入りタイプなので「濃い」ジュースシリーズの中でもさらに濃厚な1品。「美味しい!」の笑顔が嬉しいです。

 

今回のテーマは「心と薬膳」。漢方では人間の心理(感情)が内臓の働きに影響すると考えられています。つまり心理の養生が非常に大切で、精神上の健康を保つことで、生理活動によい影響を与えて健康になると考えます。

 

 

 

CIMG4809そして「内傷七情」という七つの感情についても学びました。説明の後に香りについてのお話もありました。漢方では「医香同源」という言葉がありますが、香りもまた医や食と同じように心と体に働きかける大切な要素のひとつと考えられています。アロマオイルの香りを体験しながら七つの感情についても詳しく学びました。

CIMG4810CIMG4820本日の薬膳茶は「怒」「喜」「思」「悲・憂」「恐・驚」の5種類で、こちらも香りがよくたつものばかりです。みなさんに食材を計量してもらってティーポットにお湯を注ぐとまずは色と香りを確かめて比べてみました。そして5種類の試飲をしていただきました。味や香りの好みもそれぞれ違っていて、感想をうかがうと自己分析?も入っていたりして面白いです。

 

 

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そのお茶と一緒に楽しんでいただく「ちょい薬膳」はせいろで蒸し上げたホットプリンです。熱々のプリンにはゆりねや蓮の実、なつめの食感が加わりこちらも陳皮や黒糖の香りがアクセントでした。心を緩めてほっと和んでいただけていたら嬉しいです。

プチマルシェは福岡『職彩工房たくみ』さんの「濃い」ジュースシリーズと黒糖ジンジャーシロップ、静岡県産乾燥しいたけでした。2月の香りは花粉症や風邪予防を意識してカモミールジャーマン、ティートゥリー、レモンのブレンドでした。

 

3月はいよいよ味噌ワークショップです。お楽しみに。(スタッフN)

 

 

1月の薬膳茶話「冬こそアンチエジング」

2016.1.28 Thu

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新年最初の1月ワークショップは曇り空で肌寒い日でした。テーマは「冬こそアンチエイジング」です。寒い屋外から来るみなさんのためにウェルカムドリンクは温めの薬膳茶。よもぎ、紅花などのブレンド茶です。

 

紅花が入っていると聞いて「12月に試飲した紅花酒は苦手だったのにこのお茶はおいしいし香りもいい」という感想もありました。薬膳酒のなかでも単方酒はストレートに味や香りが出ますが、ブレンド茶は、心や体への役割を考えながらバランスよく色と香りが出るように調整していますので、おいしく召し上がっていただけて嬉しいです。

 

さて、漢方では男性の体調変化を8年周期で、女性の体調変化を7年周期で考えます。CMでご存知の通りです(笑)。子ども、青年期、中年期、壮年〜老年期と心も体も変化していくなかで養生のポイントが変わっていくことを学びました。

 

CIMG4693さらに今回は、漢方のきほんである「五臓」について、より身近に生活につなげられるように「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の役割や特長を学んで、「五臓」の状態がどのように心身へ表れるのかということを具体的に聞きました。

 

次に「五臓」を養う食材について「五色」や「五味」や「五季」などの要素を取り入れながら詳しくお話し、食事をバランスよく考えてとることで心身のバランスを整え「気血水」が過不足なく巡っている状態を作るということの大切さを改めて学びました。

 

実際にみなさんに作っていただく薬膳茶はテーマに沿った3種類です。食材をレシピに沿って計量してお湯を注いでしばらく待ちます。

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シナモンが香り、黒糖などがほんのり甘いお茶、りんごの皮となつめが効いていてほっとするお茶、しその香りがたってすっきりさわやか系のお茶の3種類。「どれも美味しい!」とさらにお湯を足しながらお茶がすすみます。よく蒸らすことで味が出てくる食材もあるのでその違いも楽しんでいただけたと思います。

 

IMG_3521「ちょい薬膳」は具だくさんの粕汁です。黒きくらげ、はすの実などの薬膳食材に、さけ、里芋やだいこんなど野菜もたっぷり。そして古代米の赤い酒粕でほんのりピンク色もついています。この酒粕はお屠蘇の会で飲んでいただいた京都・伊根町の「向井酒造」さんのもの。色もきれいですが香りもとてもやわらかいので酒粕の香りが苦手という方にも美味しく食べていただけます。また、味噌は、昨年東中野の「ソレイユ」さんで作った手前味噌。顔の見える食材を扱えることはとても幸せな気分になりますね。薬膳茶と粕汁で身体があたたまりみなさんの頰もほんのりピンク色になりました。

 

 

最後に男女の養生についてのお話がありました。また、この日の香りはゼラニウム、フランキンセンス、ユーカリのブレンドでした。テーマにあわせて「腎」や「肺」の働きを高めて呼吸を深くし身体のバランスを整え代謝をうながすことを意識しました。プチマルシェはおなじみの国産黒キクラゲ、乾燥しいたけ、はと麦などです。「黒ぽんはありませんか?」という声もいただきましたが、大好評のため現在完売です。好評につきまたお取り寄せしたいと考えています。

 

次回2月の薬膳茶話のテーマは「心」です。(スタッフN)

 

12月の薬膳酒話「年越しの薬膳・お屠蘇づくり」

2016.1.27 Wed

IMGP418112月のワークショップのテーマは「年越しの薬膳・お屠蘇づくり」です。ウェルカムドリンクは前夜から日本酒に浸けて用意していたオリジナルのお屠蘇です。この回のために日本酒は、京都の伊根町の向井酒造さんからお取り寄せしました。

お屠蘇とは、大晦日の晩に酒やみりんなどに、いくつかの生薬を合わせた屠蘇散(とそさん)を浸し、元旦に新年の挨拶のあと、食前にいただくお酒です。また、お屠蘇には「邪気を払い、無病息災を祈る」という意味が込められているということで、漢方の考え方と一致するところが多いことを学びました。お屠蘇という言葉にはなじんでいても実際には初めて知るような興味深い内容もあります。

 

 

 

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そして、この日のために準備した単方酒を2〜3種類ずつ順番に試飲をしていただき、その素材の働きや性質を学びながら香りや色や味を楽しみました。単方酒は割と素材がシャープに出やすいので、決して美味しいものばかりではなく刺激的なもの、味や香りの個性的なものも多数ありました。その数ぜんぶで17種類。

 

 

 

 

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人の好みはさまざまで面白いです。「これダメ!飲めない」と1人が言っていても横で「これ美味しくて好きかも」という声も聞こえたり、順番を変えてもう一度飲むとなんだか印象が違っているという感想もあったり、だんだんとみなさんも自分の好みや素材の持ち味を確認できたようです。

 

IMGP4193IMGP4195漢方には「医香同源」「芳香健胃」という言葉もあって、味や素材の特長だけでなく香りも重要な要素です。単方酒の後に複方酒も試飲して自分のオリジナルお屠蘇に何を入れるかを各自で考えていただきました。脳を元気にするという説明をしたローズマリーは一番人気(笑)。「血」を補い巡らせるものを組み合わせたり、お疲れ気味のせいかリラックスの働きがある甘味を中心にしたり、みなさん体調や目的に合わせて好みの素材を選択してオリジナルお屠蘇のもとができました。

 

 

 

この日は『ちょい薬膳』として黒豆とりんごのディップと黒キクラゲやクコの実入りのポテトサラダをフランスパンと一緒にご用意しました。お酒に酔ってしまわないようにつまみながらの進行でした。福岡のあさくらから取り寄せた炒り黒豆「黒ぽん」と参加した方が差し入れてくださった揚げぎんなんもおつまみにぴったりと好評でした。

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CIMG4597プチマルシェはおなじみの国産黒キクラゲ、しいたけ、はと麦と福岡のあさくらから届いたクロダマル(生豆)と炒り豆の「黒ぽん」です。「黒ぽん」はそのままつまんでよし、お茶にしてよし、ご飯に入れてもよしと手軽で美味しいです。本日のアロマは、スィートオレンジ、シナモン、サンダルウッドのブレンドでした。「気」「血」を補って巡らせて「肝」「脾」の働きを高めます。冬の温め系で胃腸を健康にすることを意識しました。

オリジナルのお屠蘇のお味はいかがでしょうか。みなさんの感想もぜひお待ちしています。

 

(スタッフN)

 

迎春 2016

2016.1.3 Sun

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迎春 2016


 

「外の世界にも出て行こう!」をテーマに、アトリエから飛び出した2015年。カルチャーセンターでの講座や公開講座、出張ワークショップ、カフェレッスン、念願だったいちじく狩りツアー、さまざまな編集物、書籍の制作など、それぞれの場所でたくさんの方々に支えられ、新たな出会いを紡ぐことができました。本当にありがとうございました。2016年は、このご縁を大切にすること、そして、さらにチャレンジすることを誓い、心新たに始動します!

積み重ねることで得られる充実感、分ち得合える喜び。自然に沿い、季節に沿う日々の中で、お伝えしたいことに変わりはないけれど、鮮度よく、日々の暮らしに活かしていただけるよう、工夫すること。それこそ、先達たちが教えてくれた大事なことです。

「創意工夫」をテーマに、【atelier ハル:G】は2016年も皆様の暮らしに寄り添う提案をしてゆきたいと思います。

アトリエ ハル:G 伊嶋まどか

11月の薬膳茶話「巡りをよくする薬膳」

2015.11.29 Sun

IMGP310511月のワークショップは「巡りをよくする薬膳」。ウェルカムドリンクは福岡朝倉のクロダマルの黒豆茶です。そのまま食べても香ばしくておいしいお豆はお茶にしても甘味があって美味しいです。

コリや痛みはさまざまな要因で発生しますが、漢方では、コリや痛みは「気血水」の巡りが悪いことも原因のひとつと考えます。コリや痛みは慢性的になると気付けない人もいますが、「気血水」の巡りが悪いシグナルとして受け止め改善していくようにしましょう。また、コリや痛みに大きく関わっていることが「冷え」です。「冷え」は「気」万病のもと。私たちの体は「上熱下寒」になりやすいので、しっかりと下半身、とくに腰やお腹を温めることが大切です。

 

 

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IMGP3079 IMGP3081IMGP3114漢方の基本についての説明の後、コリと痛みについて具体的に自分の健康状態についてセルフチェックをしていただきました。体質別の項目には、全体にまんべんなくチェックの入る人もあり、また、集中的にチェックが入るはっきりとした体質タイプの方もいて結果はさまざまでした。体質、今の体調を確認し特長を学んで、改善に向けた養生法やおすすめの食材の説明を聞きました。

 

 

IMGP3053みなさんチェック項目から自分のタイプを確認したところで「気巡り」「血巡り」「水巡り」「温め」の4種類の薬膳茶をつくりました。食材を計量してティーポットに入れてお湯を注いでしばらく置いた後、まずは香りの違いを楽しんでいただきます。今回のお茶は鮮やかな色の食材も多かったので、香りの好み以外にも見た目について「きれいですね」「彩りがかわいい」という感想も聞こえました。4種類のお茶を飲み比べると、反応のはやい方は早速「ぽかぽかしてきた」との声もあがります。巡りもよくなるので、トイレも我慢せずに、キレイなお水を入れて、汚れたお水を出す、循環をよくすることも大切です。

 

ちょい薬膳は黒糖やシナモンの入った黒葛湯です。紅花と黒豆をトッピングしました。実はこの黒豆は、最初にお茶にしてお出しした、クロダマル。もともとポン菓子状に炒ってあるので、お茶にしたあとは程よいやわらかさになります。お豆の味が濃いので、食べないともったいないですよ。

さらに、この日の香りは「脾」の働きを高めるクローブ、「腎」や「肺」の働きを高めるサイプレス、「気」の巡りをよくするベルガモットの精油のブレンドでした。

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プチマルシェはいつもの国産黒キクラゲ、しいたけの他に今回はおいしい濃厚にんじんジュースの“くくりの森”より届いた元気で新鮮な野菜たちです。ビニールハウスではなく旬の野菜にこだわって農薬や除草剤も使わない畑で育った野菜はとにかく香りも味も濃くてしっかりしています。にんじんの皮やかぶの葉っぱまですべてを安心して美味しく食べられることは幸せですね。

 

来月はいよいよ今年最後のワークショップ薬膳酒話です。アトリエでは薬膳酒を多数仕込んで準備しています。オリジナルのお屠蘇のもとを作ってお持ち帰りいただきお正月に楽しんでいただけたらうれしいです。ぜひご参加ください!お待ちしています。

 

(スタッフN)

10 月の薬膳茶話「漢方薬膳ダイエット話」

2015.10.27 Tue

朝晩に肌寒さを感じながらも、10月のワークショップは快晴で少し暑いと感じるほどの陽気でした。テーマは「漢方薬膳ダイエット話」です。ウェルカムドリンクは山査子入りのチャイ。多少粉っぽさはありましたが、山査子粉を利用したほんのり甘くて飲みやすい味でした。

 

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ダイエットを考える際に見直すポイントは、食事の量や質、運動量、基礎代謝量、ストレス、睡眠などのライフスタイルになります。薬膳・漢方においても「美食、過食、運動不足」など原因は同様ですが、主に五臓の「脾」を整えることが大切です。

 

さらに、「健康的なキレイ」を求めるためには、正しいライフスタイル(養生法)を元に、「気血水」が過不足なく巡っている状態が必要と考えます。そのためには個人個人の体質タイプを理解して、自分に合った養生法を暮らしに取り入れてみましょう。タイプ別チェック、養生法の説明の後は、体質に合った養生法やおすすめの食材を学んで、ツボを実際に押してみたりしました。客観的に自分の特長を振り返ることでいつもは気にしていない身体の症状に向き合い確認することは大事ですね。

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食材の説明を受けて2種類の薬膳茶を2組で作り味見して比較してみました。気の滞りのある方はしその香り、血の滞りのある方は紅花の風味。同じ素材でも量のバランスによって香りも味も違うことを体験しました。ちょい薬膳として、はと麦となつめの南瓜煮を試食。自然なやさしい甘みで好評でした。

 

この日の香りは、身体のバランスを整えることを意識して、ベルガモット、カモミール・ローマン、シダーウッドをブレンドしました。プチマルシェはおなじみの国産シリーズです。黒キクラゲ、しいたけ、はと麦茶とはと麦、キウイフルーツ。加えて、千葉県山武市の“くくりの森”のにんじんジュースは「味が濃くて甘い〜」と味見したみなさんがびっくりされていました。

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食とのお付き合いは一生続くもの。みなさんも今日のワークショップを機会に、自分自身の食生活と向き合い、体質に合った養生法をできる範囲で取り入れてみてくださいね。

 

(スタッフN)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月の薬膳食話スペシャル「いちじく狩りとお昼ごはん」ツアー

2015.10.7 Wed

CIMG4463 9月初旬にアトリエハル:G念願の「いちじく狩りとお昼ごはん」ツアーを行いました。前週まで雨、雨、雨でしたが、この日は奇跡的な晴天。爽やかな1日になりました。

 

集合場所は、JR錦糸町駅近くの錦糸公園。朝早い集合でしたが、みなさん時間通りに集まってくださり、予定通りの出発です。匝瑳市のいちじく畑までは、約2時間。バスの中では、薬膳・漢方ワークショップということで、薬膳スープを配りました。鶏手羽、干し椎茸、高麗人参、なつめなど15種類ほどの食材をじっくりと煮詰めた濃厚な参鶏湯風スープは、この日いただく旬の恵みがしっかりと心と体に吸収されることを願って用意しました。お味はいかがでしたか。

 

いよいよ、匝瑳市の服部さんのいちじく畑に到着です。先週まで天気が不安定だったため、残念ながら完熟した果実がいっぱい(!)という状態ではなかったですが、畑に着くと、あまーいいちじくの香りが広がっています。採りごろのいちじくの説明を受け、ビニールの手袋をして、大人19名、5歳の男の子2名でのいちじく狩りスタート。畑の中を歩きながら、それぞれ美味しそうな果実を探します。さながら宝探し状態。子どもたちは虫取り網をもって、バッタやカエルを追いかけます。果実の後は、服部さんから説明を受けて、若葉を収穫します。若葉は、お湯を注ぐだけで、独特の甘い香りとほのかな苦味、そして、いちじくの持つ整腸作用と嬉しい、おいしいハーブティーになるのです。みなさん、ご自宅でいちじく葉茶飲んでみたでしょうか。青空のもと、少し暑いぐらいの畑タイムでした。

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さて、再びバスに乗り、今度は山武市の完一さんの有機野菜畑へとドライブです。到着すると、すでに完一さんと奥さんが、蒸し野菜を仕込んでくださっていました。「お腹空いたー」という子どもたちにも少し我慢していただき、まずは畑で収穫体験です。完一さんのお話では、先週までの不安定な天候に、やはり作物は不調とのことでしたが、万願寺とうがらしや空芯菜の畑では十分収穫を楽しめました。みんなで列を作ってふかふかの畑の土を踏みしめての作業は楽しかったですね。作業の終わりに、長い棒(3メートル以上かな?)がどこまで畑の土の中に入るか、というクイズがありました。結果は(!?)驚きでしたね。

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そして、お待ちかねのランチタイムです。服部さんのキッチンカーも合流して、いちじくを使ったスペシャルランチと完一さんの有機野菜たっぷりのBBQが始まりました。このツアー、なぜかとても呑んべいさんが多く(笑)さっそくあちこちで乾杯です。また、お客さまが持ってきたソーセージや魚などを、奥さんを中心にみなさん次々と焼いてくれるので、宴会テーブルには美味しい食材と美味しいお酒がずらりと並びました。途中、畑のお仕事をされている若い方たちも加わり、にぎやかで楽しい宴となりました。完一さんの畑の地下水も味わっていただけましたか。空気も水もおいしく、心と体がどんどん元気になっていくようなひとときでした。

 

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(menu)

*いちじくのジャーカクテル

*いちじくカレー、ココナッツミルク入り

(生いちじく、パプリカのサラダ、手羽元のいちじく煮など)

*旬菜バーベキュー

(じゃがいも、にんにく、かぼちゃ、万願寺とうがらし、かぼちゃ、丸なすなど)

*いちじく若葉茶といちじくのコンポート

 

最後は、有機野菜やいちじくを使った加工品、濃厚なニンジンジュース、落花生など、畑の恵みをお買い求めいただき、いちじくを1パックお土産にいただいてバスに乗り込みました。遊び疲れて、おなかもいっぱい、お酒も効いたのか帰りのバスはみなさんぐっすりと。あっという間に解散場所・錦糸公園に到着しました。みなさん、今回のツアー、いかがでしたでしょうか。台風による塩害で泣く泣くツアーを中止した昨年のリベンジ、私たちスタッフも毎日天候が気が気ではなかったですが、よいお天気に恵まれ、みなさんの楽しそうな笑顔を見て、たっぷりと元気をいただきました。

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いちじくの季節はあと少し。旬の恵みをしっかりと味わい、感謝したいですね。今回のようなツアーを「また開催してほしい!」というリクエストをいただきました!来年のいちじく狩りはもちろん、その前にまた大人の遠足をしましょう。もちろん、おいしいものを目指して(笑)。今度はもう少し、薬膳・漢方のお話を盛り込まなければですね(苦笑)。

 

開催にお力を貸してくださった、服部素子さん、齊藤完一さん、奥さま、そして、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。自然相手のお仕事の大変さ、そして、素晴らしさを再認識したツアー企画でした。今後ともよろしくお願いいたします!(伊嶋まどか)

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8月の薬膳食話「胃腸を元気に薬膳夏ごはん」

2015.8.18 Tue

 

CIMG4222CIMG4221暑い毎日が続く8月のワークショップは「胃腸を元気に薬膳夏ごはん」というテーマで薬膳食話でした。薬膳食話はお食事をしながら学ぶ回です。ウェルカムドリンクはゴーヤー入緑茶。生のゴーヤーの輪切りしたものから種をのぞいてティーポットに入れています。体にこもった熱をとってもらう清熱を考えたお茶です。

 

漢方の考え方に基づいて、体質や症状、体調、季節などに合わせてレシピを作るオーダーメイドの食事のことを「弁証施膳(べんしょうしぜん)」と言い、薬膳の基本的な考え方です。

 

心と体と向き合ってバランスを考え、その季節に合う旬の食材を意識して取り入れていくことが大切です。夏野菜はとくに水分補給と水の巡りをよくしますのでこの日のメニューにも豊富に入りました。

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【ウエルカムドリンク】

  • 浜香茶
  • ゴーヤー茶

 

【薬膳酒】

  • カルダモン、レモン、クコの複方酒
  • 紅花酒
  • いちじくの葉酒

 

【お食事】

  • 枝豆のういきょう茹で
  • モロヘイヤとかぼちゃのスープ
  • 夏野菜のカポナータ
  • モロヘイヤとかぼちゃのスープ
  • 鶏レバーのスパイス炒め
  • きゅうりの水餃子
  • 白きくらげとニンジンの梅ゼリー

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薬膳の基本である「五味」
は、その味にはそれぞれ心と体に働きかける作用があるという考えです。そして「五蔵」は体の機能を5つにわけることで系統的にとらえ、どのような部分と関わるかというお話もしました。

食材の特性を知ることは、実際の食事を考えるときの手がかりになり役立ちます。その性質や効能をいかす食養生や薬膳のきほん「弁証施膳」などと、食事について考えるポイントをお話して、最後に夏の食養生についての説明をしました。暑い日が続いていますので参考にしていただけると嬉しいです。

 

8月のプチマルシェには黒キクラゲやしいたけ、はと麦茶とはと麦玄麦粒といういつもの商品と、畑から直送の野菜たちでした。今月の香りはフランキンセンス、ユーカリ、ジンジャーのブレンドです。お食事の妨げにならないよう、鼻や喉をすっきりさせて免疫力を高めたり、消化を促進させたりすることを意識しています。

 

この日のおみやげは、アトリエオリジナルのブレンド薬膳茶でした。少し酸味のきいたさっぱりとしたお茶を楽しんでいただけましたでしょうか。

(スタッフN)

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