スタッフNのいちじくセミナーレポ

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スタッフNのいちじくセミナーレポ

2014.6.13 Fri

2)服部さん快晴の日曜日、千代田区のビルの屋上で『いちじくを食べよう!育てよう!セミナー』が行われました。主催はNPO法人農商工連携サポートセンター、スカイファームクラブ、農事組合法人成田ガイヤ。

トレーナーは千葉県匝瑳市「成田ガイヤ」の服部素子さんです。服部さんは『いちじく100万本プロジェクト』の事務局も担っています。主催のNPO法人農商工連携サポートセンターからは代表理事の大塚洋一郎さん、トレーナーのお手伝いに千葉県市川市のいちじく農園シンフォニーファームの大西真理子さんがいらしていました。

今回はアトリエで企画を担当したマルシェ本のお仕事で、服部さんのいちじく商品についてご対応いただいたご縁で、こちらのセミナーにもお誘いいただきました。

 

1)会場風景3)いちじく苗4)いちじく茶

 

 

 

 

会場にはぶどう棚やじゃがいも畑(屋上用軽量土を使用)があり、茂った緑の向こうにビルが透けて見えます。当日は、真夏のような暑さだったため、はじめに「いちじく葉茶」をいただき、喉をうるおして日陰を探してのセミナー開始です。いちじくの葉を天日干しにしたお茶は淡い緑色でいちじくの甘い香りがします。

初めての参加者は “芽かき”作業を行いました。樹液にはたんぱく質を溶かす酵素が含まれているので、手が液に触れると低温やけどのようになるとのこと。気をつけるようにと注意があってから、みなさん実際に作業開始です。

5)芽かきグループ

いちじくは挿し木で苗を作ります。参加者は枝を切るポイントや葉茶の作り方、来年の芽かきのアドバイスなど熱心に説明を聞いていました。いちじくの天敵のカミキリムシへの対処方法、追肥についても説明を受け、追肥用の肥料も支給されました。

 

 

 

6)芽かき後7)いちじく枝8)苗の土おとし

 

 

 

 

とにかく陽射しが強く休憩しながらの進行。「いちじく酢ドリンク(いちじくの実をお酢につけたものにシロップを足したもの)」をサイダー割りでいただきました。これもまた美味しかったです。

お持ち帰りの苗の鉢は大きいと重いので、小さく土を落として運び帰宅後に植え替えます。苗はマンションのベランダで鉢でも育てられるそうです。鉢の大きさに比例して実のつき具合は差がでるそうですけれど、ベランダでも美味しい実が収穫できるなんてわくわくしますね。(実は事前に苗を購入していた欲張りな私は、大きくなることを期待して実家の庭に植えました。)

10)ランチ

苗の説明を聞きながらの作業がひととおり終了すると、楽しい昼食時間です。服部さんのお持ち込み、いちじくといちご、くるみが入っていてワインに合うとうわさの「ドライフルーツの羊羹」が登場。クラッカーとクリームチーズ、ワイン、イチゴジャム(農園産)、ヨーグルトがふるまわれて参加者が自己紹介をしながらのいちじく談義です。

さらにメインはいちじく入りチキンカレー、農園で獲れたという野菜をたくさん添えて。また、「いちじくのドレッシング」に「いちじくチャツネ」まで用意されていました。セミナーでもいちじくの樹液がたんぱく質を分解するという説明がありましたが、カレーに入れた骨付きチキンがいちじくと煮込むとほろほろになるというお話も聞きました。いちじくパワー恐るべし、です。

9)ドライフルーツようかん11)カレーのお皿

 

 

 

 

服部さんのいる農園では、「いちじく葉茶」や「いちじくチャツネ」などの加工品も作られています。「いちじくチャツネ」は野菜につけても肉につけてもカレーに入れても美味しいです。シーズンにはいちじく狩りやいちじく料理を現地で味わえるのだとか。いちじく狩りにいちじく料理! とても魅力的な響きです。

私もいちじくが好きですが、スーパーで見かけるのはほんのひと時のことです。いちじく狩りを体験できるところがあるなんて、しかも、千葉県でできるなんて、実はまったく知りませんでした。まして「自分で育てる」とは今まで思いつきもしませんでしたが、服部さんのお話を聞いていると「なんだかできそう!」と思えてきました。

『アトリエ ハル:G』では、今後このような「農園体験」や「いちじく」とも関わっていきたいと思っています。服部さんにいろいろと伺いながら、いちじくワークショップ(?)もいずれ実現したいです。

いちじくの世界、とっても楽しそうです。(スタッフN)

NPO法人農商工連携サポートセンター(公式ブログ)

6月の薬膳茶話「梅雨の暮らしかた」

2014.6.10 Tue

ws06_05梅雨入りした東京は、蒸し暑い曇り空。

本日は小学2年生の女の子も参加ということで、薬膳茶だけではなく「ちょい薬膳」でも食材の組み合わせを楽しんでいただけるよう、急遽趣向を変更して取り組みました。

漢方の養生の考えでは、梅雨時期のむくみや体の冷え、憂鬱な気持ちは、心や体に「水」がたまっていることが原因と考えます。では、「水」をためずに「出す」ためには、どのような食べ物がよいか、今回のテーマである「水」を巡らせる食材をご紹介しました。

「水」がたまっているという状態も、その方々の体質、生活環境によって、さまざまに変化します。梅雨時期はさらに空気中の湿気が心や体にもたまりやすくなるので、体調を崩す方も増えてしまいます。

旬の野菜や果物は、不思議なことに「水」を巡らせる食材が多いのです。薬膳の「旬のものを食べなさい」という教えは、心がけたいですね。

さて、本日の体調をお伺いしてオリジナルの薬膳茶を作っていただきました。巡りもよく食欲もあるので補う必要もないとても元気な女の子さんには、色とりどりで目でと香りで潤す薬膳茶を、大人のみなさんは、しっかり「出す」薬膳茶になりました(笑)

最後は、緑豆、小豆の白玉ぜんざいに、フルーツなどを加えて。セルフサービスですから、遠慮なく召し上がってくださいませ。基本は、あんこやフルーツを冷やしすぎないこと。できれば常温でいただくと、お腹に冷えを蓄えません。

お土産の小袋はぜひ、お料理やお茶にご利用ください。

ワークショップの翌日は、アトリエスタッフ2名の誕生日。ということで、素敵なブーケをいただいちゃいました!紫陽花の季節ですね〜。柔らかい色彩が心和みます。ありがとうございました。

アトリエ 伊嶋まどか


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5月の薬膳酒話「のびやかに育つ」

2014.5.12 Mon

試飲クイズ

晴天で汗ばむ陽気の中お集まりいただいた、薬膳酒ワークショップ。

まずは、薬膳酒のおもしろさを知っていただくために、試飲クイズからスタートしました。最初はみなさん、少しおっかなびっくり。3種類のお酒を少量ずつ味見して、味はもちろん、香り、色を確かめてながら、漬け込んだ素材を考えます。

a「香りがよくておいしい〜」b「カラダによさそう」c「色が透き通っていてきれい」それぞれの感想をお伺いしたら、種明かし。意外な素材に、味見も進みますね。お水やパンで調整しながら、ゆっくりとどうぞ。

続いて、漢方のきほん、この季節の心と体のお話をした後、本日の体調などをお伺いして、今回のテーマである「気」を補う12種類の食材をご紹介しました。さらに2種類の薬膳酒を試飲して、体調に合うもの、気に入ったものを探していきます。

途中、ご用意したレシピで薬膳茶づくりにも挑戦。アルコールでの抽出、お湯での抽出の違いも体験していただきました。

薬膳酒の楽しみかた、季節の養生法をお伝えしているころには、ほろ酔い加減でしょうか(笑)本日の食材を使った“ちょい薬膳”のポテトサラダをつまみつつ、さらに、リクエストのあった2種類の薬膳酒の味見をして、終了です。

お土産の小袋は、お酒づくりには少量ですが、お茶や料理酒に漬け込むなど、ぜひ利用していただきたいです。

薬膳酒話、次回は秋にでも新しい種類をご用意できればと思います。

アトリエ 伊嶋まどか

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4月の薬膳茶話「芽吹きのころ」

2014.4.14 Mon

素材トレイスタッフNも参加者のみなさんと一緒に、初めてのワークショップです。
まずは資料を見ながら、漢方のきほん、春の心と体の特長、体質や食材の説明などの話を聞きました。

そして最近の自分の体調を振り返りながらイメージを持ったところで、いよいよ薬膳茶作りです。自分の目指すレシピを考え、いろいろと相談しながら素材を選びます。

用意された素材は身近な食材とはじめて手にする食材など11種類。食材の効能はもちろんのこと、やっぱり美味しいものが飲みたいですので味や色のバランスも見ながら調整していきました。

完成したお茶は参加者それぞれに特長的で、見た目    も楽しいです。自分のお茶を味わって、またお互いに少しずつ味見をして楽しみました。

最後に本日学んだ食材を使った“ちょい薬膳”の雑穀おかゆを美味しくいただき、おみやげの小袋の食材を3種類選んで終了です。漢方のイメージとは違って思ったより(!)美味しくて、簡単。終始和やかな会でした。

美味しく気軽にお家でも実践していただけたらうれしいです。

アトリエスタッフN

伊嶋先生 素材トレイ 参加者ちらり 本日のちょい薬膳 看板