感謝 2014-2015

Yearly Archives: 2014

感謝 2014-2015

2014.12.28
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Sun

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感謝 2014-2015

2014年から再始動いたしました【atelier ハル:G】。本の企画編集、暮らしのプチサロン、ワークショップ、食と雑貨 むく堂、まどさん旅味便など、ご参加ご協力いただきまして誠にありがとうございました。おかげさまで私たちも、学びの楽しさ、食材のおもしろさやモノづくりの素晴らしさを再認識した一年でした。

2015年はさらに積極的に、楽しく実りある企画を考えていきたいと思います。皆様の暮らしに寄り添い、味わい深い存在になれますよう、日々精進いたします。皆様の一年が健やかで幸多い日々でありますように。 

アトリエ ハル:G 伊嶋まどか

12月の薬膳酒話「心と体を労る宴」

2014.12.19
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Fri

IMGP0773いよいよ寒さが厳しくなって年末の気配を感じるなか、アトリエの今年最後のワークショップ「薬膳酒話」を行いました。年末年始をひかえて「心と体を労る冬の宴」というテーマです。

 果物やスパイスの入った複方酒を紅茶で割ったウェルカムドリンクで冷えた体を温めてワークショップの開始です。この日に向けて準備した13種類の薬膳酒が並びます。今回はそれぞれの素材の味や香りや色の違いがよくわかるように、すべて単方酒です。

 

漢方では男性の体調の変化を8年周期で、女性の体調の周期を7年周期で考えます。年齢や性別によってそのときの体にどのような特徴があってどのような食材がよいのか、エネルギーや栄養以外にも食べ物にはさまざまな役割があることがわかります。薬膳酒はそうした食材の持つ薬効成分をお酒に抽出したものですが、薬膳酒は食事として摂るよりも体にはやく吸収される効果もあります。

 CIMG3351CIMG3413今回はお正月に向けてお屠蘇の素をつくり、おみやげにお持ち帰りしていただく企画でしたので、お屠蘇についての説明がありました。邪気を払い、無病息災を祈る屠蘇散の薬草のことなど、実はお屠蘇に何が入っているのか初めて詳しく知ったという方もいらしたようです。

伝統的な屠蘇散について学んだ後、基本となるいくつかの素材に足して自分に合った素材を自由に選んで組み合わせ、オリジナルのお屠蘇の素づくりです。

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用意された薬膳酒をひとつずつ香りと味を体験して、素材の特徴をつかんでいただきます。調味していない薬膳酒ですが素材からの成分で甘みが出たり刺激があったりさまざまです。「これが美味しい」「この香りが好き」「鼻に抜ける感じ」「カーッとなる」「甘みがいい」などなど。素材の働きの特徴と味見から、自分の好みを考えて計量していきます。お茶袋に入れてお持ち帰りしていただき、あとは大晦日の夜に一晩浸けるだけです。 みなさん薬膳酒効果でぽかぽか巡りがよくなってきたところで、ちょい薬膳と日本酒に浸けて用意したアトリエのオリジナルお屠蘇の味見。12月のメニューは年末のお取り寄せ企画「まどさん旅味便」にも入っている福岡の新米の新米“あさくらんど食育ファームのたわわ米”に、“筑前町産のクロダマル”と豚肉や野菜が煮込まれたスパイスのきいた一品。

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 さらに、国産干ししいたけとごぼう、しょうがの黒糖入り佃煮風です。今回のテーマでもある「黒い食材」がたくさん使われていました。お米の粒がしっかりしていて美味しい!と大好評の新米と滋養たっぷりのおかずで刺激されてますますお腹がすいてしまった、という嬉しい声も聞こえましたよ。

 

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今回の香りは和生姜とジュニパーの精油、血行や代謝の促進と利尿など二日酔い対策と空気浄化を意識しました。少しだけ和の雰囲気を感じていただければと考えました。プチマルシェは人気の国産黒きくらげと干ししいたけ、そして、Shokusai Takumiの【果物・野菜ジュース「濃い」シリーズ】。素材の味そのものを感じられるジュース、いかがでしたでしょうか?

 

参加されたみなさんのオリジナルのお屠蘇、お正月に楽しんでまた感想など寄せていただけたら嬉しいです。

 (アトリエハル:G スタッフN)

 

 

12月のプチマルシェは【“濃い”果物・野菜ジュース】が登場!

2014.12.10
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Wed

月1回のアトリエワークショップでは、毎回「プチマルシェ」と題して、交流のある生産者さんの産物や、旅先で見つけたおいしいものを少量ずつお届けしております。

 

_IGP539712月の「薬膳酒話」の回では、古くからお付き合いがある福岡の『職彩工房たくみ』、尾崎正利さんが作る【果物・野菜ジュース「濃い」シリーズ】が初登場!今回は、「トマト」ジュース、「にんじん」ジュース、「桃」ジュースの3種類をお裾分けいただきました。

本数少量ですが、WSにご参加される方はぜひこの機会をお見逃しなく!

 

今年の秋、九州を旅した際に新しくつくられた加工所を見学し、桃ジュースと白にんじんジュースをお土産にいただきましたが、圧倒的なうま味(!)、果物や野菜のおいしさが詰まっていました。「ゴクゴクと飲んでしまうのはもったいないぐらい!」と食いしん坊の友人たちと、シャーベットにしたらいいのでは、こんなお酒と割るといいのではと話したものです(笑)。さらに今回は「濃い」シリーズとのこと。ますます楽しみです。

また、新年早々佐賀県唐津市の15年ものの南高梅のエキスを使ったジュース、完熟の柑橘類のジュースの製作に取りかかるとのことです。こちらも期待したいです!(伊嶋まどか)

 


 今回お送りいただいたジュースの紹介を尾崎さんからいただきました。

Shokusai Takumiの【果物・野菜ジュース「濃い」シリーズ】

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トマトの旬の到来!「まんま実~や」のお母さん「トマト」のジュース

・福岡県古賀市の農業女性のお母さん達からなる農産加工グループ「まんま実~や」が栽培したミニトマト(品種:アイコ、キャロルスター)。トマトが最も美味しくなるのは、水分蒸発が過多になる夏ではなく、実は乾燥した大気が続く今の時期から春先です。

・このトマトのうち、大きすぎたり形が出荷に合わなかったりした青果で、糖度の高いものだけを選りすぐってジュースにしました。

・濃縮還元ではないストレート果汁で濃縮なジュースの味わいが出せる、トマトの旬の味をお楽しみ下さい。

ニンジン図鑑みたいな畑!ヤスタケ・ファクトリーの「にんじん」のジュース

・福岡県古賀市の専業農家・安武美喜恵さんのお家は、年間に沢山の種類の人参を栽培なさっています。畑でとれる人参の数々はまるで図鑑みたい。これらの完熟の人参(品種:ベーターリッチ、恋ごころ)を使って普段はジャムやソース、ドレッシングなどをお作りになっています。福岡県の農業女性起業家としても知られます。

・今回はその人参を分けていただいて、北海道産のビートグラニュー糖、味わいのバランスをとるためのクエン酸を加えて調整しました。

・市販の人参ジュースのさらっとした味わいもよいですが、産地の素材感がある味わいにしたいと今回は濃厚な仕上げにしています。

複数の桃を美味しくブレンド。完熟「桃」のジュース

・福岡県添田町の山間部では冷涼な気候を生かして果樹栽培を進めています。だいぶ前に私(尾崎)が「実のなる果樹を植えたらどうでしょう」と気楽に奨めたのですが、それが数年後に本当に立派な桃になって帰ってくるとは・・・。

・桃は品種によって味わいや色、香りなどが異なり、ジュースにする場合はブレンドした方が美味しいことを知りました。今回は完熟の桃(品種:夏おとめ、川中島、黄紅)を使って、雑味を極力出さずに濃厚なネクターにしようと考えて仕上げてみました。

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私たちのジュース加工所は、福岡県筑前町に今年(H26年)4月に新設しました。国内でも有数の“チビ”ジュース工場ではないかと思います。元々、農産加工の技術指導コンサルタントとしての仕事が本業ですが、農業生産の現場では完熟で美味しいのに出荷できない素材が沢山あって、農家の栽培にかける思いを一緒に形にしていく商品づくりにチャレンジしたいと思って、加工所を開設しました。

 

通常は加工所では農家さんから材料の持ち込みを受けてジュースにしてお返しする「受託加工」が基本なので、いわゆる一般の消費者の皆さまへの販売は限られた場面でのみ行っており宣伝やPRはしておりません。しかし、フェイスブックなどで時々加工所の様子を皆さんにお知らせしていることから、最近はいろんな産地からジュース加工の問い合わせが少しずつ増えております。

工場が稼働して日が浅い時期の製品ということで、そういう点では加工の精度などに関して、もっと美味しくできる工夫ができるかもしれません。お気づきの点などがあれば、遠慮なくお知らせ下さいませ。また、味わいの感想なども寄せて下さると嬉しいです。   (代表 尾崎正利)

 

(有)職彩工房たくみ e-mail:shokusai-takumi@awa.bbiq.jp

オリーブオイルセミナー参加レポ

2014.12.3
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Wed

IMGP0711いよいよ師走とばかりに、冷たい雨が降る12月1日、外苑前のイタリアンレストランDomenica d’Oroで行われた『オリーブオイルセミナー』に参加しました。会場のレストランは20名近いみなさんで熱気ムンムンです。すでに、テーブルには、5種類のオイルが用意されていました。

講師は、ONAOO認定オリーブオイルテイスターの森山陽子さんです。森山さんは、東京や神奈川のカルチャーセンターでもオリーブオイルのセミナーを開催されています。9月のアトリエハル:Gのワークショップ『薬膳茶話』に参加いただいたご縁で、今回はじめてセミナーに伺いました。

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まずは、オリーブオイルのテイスティングです。オイルは28度ぐらいで香り成分が揮発するとのこと。それぞれ小さなカップを手で温めて、香りや味を感じていきます。香りはフルティーかどうか、緑っぽい香りか熟した香りか。酸化臭や油かすなどネガティブな香りではないか、森山さんの説明を聞きながらクンクン。

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さらに、少量を口に含み、口や舌全体で味わいます。味は、緑っぽいか、熟しているか、苦味や辛味はどうか。重さを感じたり、丸みがあったり。「ハーブの香り」「アーモンドの白いところのような味」「青いトマトの味」など、具体的なイメージを森山さんやすでに何度かテイスティングを経験されている方たちから表現されます。やはりテイスティング。オリーブオイルもワインのように、さまざまな言葉で表すかと勉強になりました。

5種類のオイルは、収穫年、産地、品種、農園などが違うため、香りや味が異なります。料理や相性のよい食材も紹介していただき、せっせとメモを取りつつ、お話を伺います。その違いは、オイルだけを口に含んだテイスティングから、実際にパンやお料理と一緒にいただくことで、鮮明になりました。

 

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本日テイスティングしたオイルを使ったDomenica d’Oroのランチタイム。お料理にオイルをちょいがけしてみると、オイルだけでは感じられなかった味の広がりや深みなど個性を感じるもの、逆に辛味や苦味が強かったオイルがマイルドになり、他の食材のうま味を引き出す役割になるものなど、とても興味深いランチでした。スプマンテやワインもご用意いただき、すっかり楽しみました。とてもおいしかったです。

 

お食事をいただきながら、オリーブの収穫や新油の時期に合わせて10月、11月とイタリアを旅されていた森山さんのお話を伺いました。今年は、例年よりも天候が不順で、オリーブオイルにもその影響が出ているとのこと。イタリアって南北に長く、気候差も大きいことを改めて感じました。

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イタリアの食については、以前からとても興味があったので、これをきっかけにオリーブオイルやその他の食材についても学びたい(食べたい?)と思いました。シチリアなどの農園をいつか旅してみたいです。

Olivina 森山陽子さん

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11月の薬膳茶話「冬籠り前の冷えとり」

2014.11.11
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Tue

思いのほか、暖かい11月のワークショップとなりました。今回は冬に備えての冷えとり、血行促進の「薬膳茶話」です。テーマに即した漢方薬から一般的な食材に置き換えた薬膳茶を3種類ご紹介しました。

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A:「足腰が冷える、冷えや倦怠感がある、老化が気になる」

B:「手足の先が冷える、しびれやつれがある、生理不順」

C:「冷えのぼせがある、しみやあざができやすい、肩のこり」

 

 

 

 

冷えは、血行不良を引き起こすだけでなく、むくみ、痛み、肌あれ、老化など、さまざまな不調の原因ともなります。食材の組み合わせを覚えて、お茶としてだけでなく、スープにしたり、煮物に加えたりと工夫していただけるとうれしいです。

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黒い食材は「腎」の働きを助けること。体を温める食材はスパイスだけでなく、野菜や肉、木の実など多種あること。また、血の巡りをよくする食材についてなど、この時期に取り入れるとよい食材の説明をさせていただき、冬の寒さに備える心と体づくりについてお話ししました。

 

また、漢方の養生には、体を動かすことやツボ押しも含まれます。血の巡りをよくするツボをご紹介し、軽いストレッチをしながら、セルフマッサージしていただきました。電車の中やデスクの前でもできるので、ぜひ日々の暮らしに活用していただければと思います。 11ws-02

 

 

 

 

 

そして、本日のちょい薬膳。 スパイスを使った里芋の煮物と、金時豆や大豆、落花生を使った豆の煮込み。本日紹介した食材を使った簡単な冷えとりレシピです。お土産の食材小袋と合わせて、ぜひ実践してみてください。

 

プチマルシェは、私がこの秋旅した、スリランカの紅茶やスパイス、京丹波の小豆や金時豆、丹波黒豆茶、愛知の畑で収穫してきた里芋とキウイフルーツ、静岡の干し椎茸と黒きくらげ、です。こちらの食材を使って、ちょい薬膳も作ってみました。

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そして、念願の集合写真!!

なかなか撮るチャンスが作れませんでしたが、やっと撮影できました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

次回、今年最後のアトリエワークショップは12月14日(日)14時〜と15日(月)11時〜の2回、「薬膳酒話」です。おいしいお酒と肴を作ってお待ちしております!

伊嶋まどか

10月の薬膳菜話「初秋のお手当て」

2014.10.10
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Fri

10ws000310月は「薬膳菜話」ということで、いつもの薬膳のお話に加え、福岡県朝倉郡筑前町からの産直野菜と果物、そして、旬のしいたけのもぎとりを楽しんでいただく、盛りだくさんな内容でした。

 

まずは「薬膳とは」という大きなテーマから、薬膳的な野菜を食べる意味、果物を食べる大切さなどをお話させていただきました。

 

 

 

薬膳では、漢方の考えをもとに、体質、症状、体調、季節などを考えて食材を選び調理することが大切ですが、毎日の暮らしに完璧に取り入れるのは、なかなか大変です。家族ひとりひとり、体質も体調も異なりますからね。そこで、その季節の一般的な心と体の状態、おこりやすいトラブルを知ること、食材はできるだけ旬のものを多く取り入れる、また、その季節に取り入れたい効果効能をもつ食材を加える、毎食ではなくても、食材を自分で選んで取り入れることの大切さを感じていただければと思います。もちろん、ストレスにならない程度に、やれるときに、です。

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今回は、これからの季節に取り入れていただきたい食材を使って、2種類の薬膳茶、2種類の薬膳調味料を、グループに分かれて作っていただきました。2種類のお茶は、手足の冷えや疲れ、アンチエイジングのお茶、胃腸の不調や疲れ、ストレス対策のお茶です。どちらも温め系で、季節が移り変わってきたことを感じる味になりました。また、調味料は、今日の野菜をおいしく食べていただく、ドレッシングでした。朝倉の「木酢(柑橘)」をたっぷり絞ったポン酢、乾燥を潤す種実類たっぷりのマヨ、いかがでしたか? マヨネーズは「松田のマヨネーズ(辛口)」を使いました。濃厚でそれだけでもおいしいですが、薬膳的なスパイスをプラスしてみました。

 

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朝倉の野菜、クロダマル(黒大豆)、クロダマル餡のお餅、果物、もぎたてしいたけ、干ししいたけ、黒きくらげなどなど、試食&お買い求めいただき、ありがとうございました。旬の野菜や果物は、秋の渇いた空気から体を守って潤したり、冬の寒さに向けて心と体を滋養したりする役割がありますので、しっかり食べて元気に過ごしましょう。

 

最後に。

朝倉から新鮮な野菜、果物を送ってくださった未央さん、農家のみなさん、本当にありがとうございました!

 

筑前町ファーマーズマーケットみなみの里

http://chikuzen-minaminosato.jp/

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また、ご興味のある方は。

しいたけ栽培キット(森産業)

http://item.rakuten.co.jp/drmori1/531011/?s-id=rk_shop_pc_rnkInShop

 

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次回、11月9日の「薬膳茶話」は、血行促進のお話です。またのご参加、お待ちしております!

伊嶋まどか

 

9月の薬膳茶話「初秋のお手当て」

2014.9.16
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Tue

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9月の薬膳茶話「初秋のお手当て」は、いちじくを育てられている「成田ガイヤ」の服部さんをゲストにお迎えして、7名の方に参加していただきました。ウェルカム茶には、いちじくの葉となつめなどを使った薬膳茶を選びました。

 

まずは、秋の体と心の状態を漢方の考えをもとに簡単にご説明しました。今回も五行色体表を使ってお話ししましたが、季節が動いていることを感じますね。五臓も「肺」、五悪の「燥」となり、喉や鼻などの呼吸器系のトラブル、肌や腸の乾燥に気をつけることが大切です。乾燥から身を守るためにおすすめの食材についてお話をした後、今回のテーマ食材を使って、さっそく薬膳茶づくりです。

 

はとむぎ、はすの実、梨、かりん、白きくらげ、白ごまなど、体を潤す食材を組み合わせながら、ふたり一組でオリジナルのお茶をつくります。身近にある食材の効果効能を意識して組み合わせ、味見をしてお好みのお茶をいれてみる体験です。簡単でなにげないことですが、いざ自分でやってみようと思ってもなかなかその機会がない方も多く、また、ほかの参加者のつくったお茶と飲み比べたりすることで、より多くの食材を試してみるきっかけになりますね。

 

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お茶の後は、今回のテーマのひとつ、お手当てとして、はとむぎ粉でのハンドケアの体験です。香りを選んで、はとむぎ粉に精製水とはちみつを加えてよく練ります。かためにすれば、パックもでき、ゆるゆるにすればスクラブとしても使えます。はとむぎ粉は岡山産のものを使用しました。

 

お部屋にアロマのいい香り。そして、はとむぎ粉でしっとりとした肌の感触をみなさんとても楽しそうに体験されていました。香りも漢方、医香同源です。実は、お部屋や玄関、トイレにも今回のテーマにちなんだアロマ(ローズ、ラベンダーなどのオリジナルブレンド)がたかれていましたが、お気づきになりましたか?

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さて、いよいよ、いちじくのお話です。ちょい薬膳「はとむぎと白きくらげの豆乳クラムチャウダー」、バケットといちじくジャム、いちじくチャツネをいただきながら、服部さんのお話です。みなさん、熱心に耳を傾けられていました。完熟のいちじくの試食もしていただき、最後はいちじく即売会となりました(笑)

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今回は盛りだくさんの内容で、薬膳のお話は少しになってしまいましたが、参加したみなさんは、いちじくを頬張り、たくさんのお土産を手に幸せそうにお帰りになったように見えました。またまた、食材の力を感じた薬膳茶話でした。

 

お土産の薬膳小袋、また、いちじくを使って、心も体も潤う暮し、実践していただければと思います。

 

次回は、10月5日(日)「薬膳菜話」、野菜の回です。またのご参加お待ちしております。

 

伊嶋まどか


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はとむぎ(国定農産)

http://hatomugi.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=817573&csid=0

成田ガイヤ

http://fm.wefarm.jp/farmer/naritagaia.html

10月25日(土)いちじく狩りツアー@アトリエハル:G

https://halu-g.jp/?post_type=news&p=765

 

 

8月の薬膳茶話「夏の仕舞いかた」

2014.8.17
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Sun

08ws01 台風の影響で突然の雨や風、ムシムシとした日和でしたが、7名の参加者さん全員がお越しくださり、8月の薬膳茶話がはじまりました。

 

 

何度も参加してくださっている方、はじめましての方、それぞれ薬膳や漢方に対する理解やイメージは異なるのですが、まずは身近なお話として、夏の終わりの心と体の状態についてお話ししました。夏の終わりは、自然界が「動」から「静」に移り変わるころ。夏の間、フル稼働していた心身にゆとりをもたせて、しっかりと休息や栄養をとることが大切です。

 

漢方の基本のお話、また、「医食同源」ならぬ「医香同源」という考え方らから、五行説に基づいたアロマのお話を少ししました。これからの季節、喉のはれや痛み、鼻風邪など、呼吸器系のトラブルが多いときです。アトリエでもユーカリやセージなど殺菌抗菌力のある精油を用いました。

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薬膳茶は、リッラクス効果の高いローズやハイビスカス、ジャスミンなどの花、キウイフルーツなど、程よい酸味や甘味をいかした食材を使って、ふたり一組で挑戦していただきました。それぞれおふたりのテーマにあったお茶になりました。やはり飲み比べをすると、自然と交流ができて話題も広がりますね。

 

「ちょい薬膳」では、「南蛮毛」「黒きくらげ」「金針菜」を使った卵スープと、今回のテーマである「潤い」効果のある薬膳粥を試食していただきました。鼻にぬけるような甘いお粥のお味はいかがでしたか?「百合根」「蓮の実」「杏仁」など、気持ちを穏やかにして、心や体を潤してくれる食材です。ぜひ、ご自身でも試してみてくださいね。

 

お土産の小袋をお渡しし、本日は終了です。プチマルシェにて、お買い物されたり、本をご購入いただいたり、ありがとうございました。はじめましての方が多くて、私自身バタバタしてしまい、ゆっくりとお話できずに申し訳ありません。これを機会に、またぜひ遊びにきてくださいね。

 

次回、9月の薬膳茶話は、15日(月・祝日)です。薬膳・漢方で考える、お肌の潤いについてもお話していきたいと思います。

 

アトリエ 伊嶋まどか

 

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スタッフNのムック本のバックヤードレポ

2014.8.13
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Wed

CIMG28167月28日発売の学研ムック『天然素材と暮らす本』の制作にて、アイテム管理や撮影のお手伝いを担当しました。

ムック本の打合せがあってから撮影までの時間があまりなかったのですが、たくさんの品物がアトリエにそろいました。突然の商品の送付のお願いにも、みなさんが早々に手配していただいたおかげでとてもスムーズにでき、大変助かりました。

 

 

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みなさんの丁寧な対応や商品の梱包の状態からも、手をかけたおいしいものや素敵なものは、それらを扱う方々もやっぱり懐が深いと感じさせられます。実際にはお会いしていなくても、機会があれば、お話を詳しく伺いたいと思いました。

IMG_1716各地から集まった品物はそれぞれに存在感があります。素朴だけど長くつき合っていきたいと思わせるものたちです。それらがアトリエに集まった撮影風景は、さらにいい雰囲気でした。

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。(スタッフN)

7月の薬膳菜話「美しく花咲くとき」

2014.7.17
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Thu

 

CIMG2897ムシムシした梅雨の晴れ間。今回は日曜日、月曜日と2回のワークショップを行いました。平日の午前中、はじめての試みでしたが、平日だから参加できるという方もいるので、これからも平日WSの回も作っていきたいなと思います。

 

さて、今回のテーマは野菜です。これからの季節、夏野菜がおいしい時期ですね。旬のものを食べることが、そのときの心と体にもっとも適しています。気温・湿度が高いので、水気の多くほてった体を冷やしてくれるきゅうりやとうがんなどのウリ科の野菜、ビタミンCたっぷりのトマト、気力を与えてくれるとうもろこしやじゃがいもなど、潤いたっぷりの黒きくらげなど、食材も色とりどりで豊富です。

 

夏の暑さに対抗するために、夏野菜は比較的体を冷やすものが多いのですが、現代の私たちは、エアコンがきいている部屋で過ごすことが多く、夏は意外に体の芯が冷えていることが多いのです。そこで、しょうがやにんにく、ねぎや香菜など、香味野菜や薬味を上手に利用することが大切だとお話ししました。

 

「ちょい薬膳」では、実際に旬の野菜を味わっていただき、今回初挑戦の「プチマルシェ」では、目利きのプロが選んだ野菜を購入・お持ち帰りいただきました。お土産の小袋と組み合わせて、ご自宅でも薬膳を味わっていただけたらと思います。

 

薬膳茶では、冷え体質(体調)か、熱体質(体調)か、顔や舌を見たり、体質チェックをしたりして、ご自身で判断していただき、夏バテ対策のお茶か、夏冷え予防のお茶か、どちらかを作っていただきました。

 

IMG_1610IMG_1613 さてさて、「ちょい薬膳」で試食していただいた「とうがんの煮物」ですが、実は五行説のひとつ五色の食材が入っています。青は香菜、赤はクコの実、黄はとうもろこし、白はとうがん、黒はきくらげ。さらに、あさりと豚肉が入り、うま味たっぷりで味に深みがつきました。実は、利尿作用が高い、とうがんの皮、とうもろこしのヒゲも加えて一緒に煮込んだので、むくみ予防にもよいですよ。

 

野菜の回、私もとっても楽しかったです。今度は果物の回もやってみたいですね。プチマルシェも、またオープンしたいと思います。

 

アトリエ 伊嶋まどか

 

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