茴香、あさり、帆立、青菜(菜花、かぶの葉など)、イタリアンパセリ、塩、生姜。 あさりのスープでごはんを炊くときに、茴香と生姜、さらに今回はちょっと贅沢に帆立のソテーも投入。炊きたてのごはんに、野菜を合わせて彩りよく。春の献立に取り入れたい食材のあさりと帆立。あさりは体の余分な熱を冷ましてほてりを鎮めます。更年期の症状や五月病の予防・対策にいかがでしょう。帆立もふるえやめまい、倦怠感など、春から初夏にかけて起こりやすい不調におすすめ。茴香は魚貝の香りとベストマッチ。胃腸の働きを調えてくれます。
春の食卓には青菜をたっぷり取り入れて。陽気のよさに釣られて、少し忙しい気持ちを穏やかに整えてくれます。焦らず、ゆっくりスタートが春の養生です。
菜花のヨーグルトサラダ
菜花、ヨーグルト、オリーブオイル、にんにくすり下ろし、レモン汁。
菜花味噌
菜花、きび糖、味噌、味醂。
緑茶をベースに、ミントとローズをプラス。お湯を注ぐと爽やかな甘さが広がります。香りを大事にするアロマティー。新年度が始まり、忙しくストレスフルな日々に。PMS、更年期の症状に。
自律神経が乱れることで体調不良になりやすい春。旬の野菜でイライラやほてり、めまい、熱を持った吹き出物などを癒して。新ごぼう、セロリ、新たまねぎ、イタリアンパセリ、豆乳、胡椒、オリーブオイル、塩。炊いたごはんを少々加えて煮込みとろみをつけてみました。ジャガイモでもはとむぎ粉でもOK。穀類、いも類、どれも元気を補う食材たち。
季節の変わり目は体調が不安定になりやすいから、免疫力は上げておきたい。花粉症の予防にも、肺や腸を潤し、胃を元気にする食材は大事。
潤い巡らす。鮮やかなレッドカラーに気分もアップしそう。
ビーツ、りんご、たまねぎ、クコの実、陳皮、はとむぎ、酢、はちみつ。
薬膳で用いられる漢方の考え方のひとつ「五行説」。そのなかで5つの「色」を取り上げたのが「五色」。
青は体の機能をスムーズに。赤は心のバランスを整えるお手伝い。黄色は疲れた体に元気を補って。白は心や体に潤いを与えて。黒は水分代謝をよく、老化予防にも。それぞれの色には心と体に与える役割があるといわれています。
だからこそ、バランスよく。
はとむぎ、赤だいこん、菊いも、紫にんじん、さつまいも、黒豆、赤にんじん、だいこん、ほうれんそう。
甘酸っぱくフルーティー。心も体も温まるやさしい味。少しぞくっと風邪を引きそうだなと感じたときに体を温めて、邪気を払う。
赤米の酒粕:向井酒造(京都・伊根町)
赤米の酒粕に、きび糖、なつめ、生姜、桂皮、レモンピールを加えて。
焼いたお餅と一緒に、または箸休めに。小豆、緑豆、黒米、はとむぎ、黒糖。
黒は老化予防、豆は水分代謝を促す。アンチでなくていいけれど、年相応の健やかな日々を願って。
心と体をすっきりさせる食材を使って。滞りを流して巡らす。
セロリ、にんじん、生姜、紅花。醤油と紅花は相性がいい。
さつまいも、りんご、竜眼肉、陳皮、桂皮、レモン。食材の甘みとレモンの酸味が効いたきんとん。甘みはきび糖で少し補うだけ。「気」「血」を補い、心をふっと緩める。