6月の薬膳酒話「美肌の薬膳酒」

6月の薬膳酒話「美肌の薬膳酒」

2015.7.1 Wed

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梅雨入りごろの少し暑くなりはじめた6月の薬膳酒話は「美肌の薬膳酒」でした。ウェルカムドリンクは、はとむぎの煮汁です。少しとろみがありほんのり甘みとコクがあります。はじめて飲んだという方も多かったと思います。

 

漢方では「肌は内臓の鏡」と考えます。つまり「美肌」とは私たちの体を構成する「気・血・水」という要素が過不足なくあり、バランスよく巡っている状態であることが大切だと知りました。「気・血・水」の状態について自分で肌をチェックするときの具体的なポイントを学んでいきました。

 

CIMG4044今回は薬膳食材のサングリアの素を作ります。まず、さまざまな食材で作った薬膳酒を試飲して、味や香りを知っていただきました。単方酒、複方酒合わせて9種類、器にはアルファベット表記だけで食材は書いていないので、みなさん、なかに何が入っているのかを考えながら味見していただきました。

 

国産レモン酒、夏みかん酒、グーズベリー酒などなど。とくに柑橘系やいちご酒が美味しい!と人気がありましたが、なかにはローズマリーやカルダモンなどのスパイスがお好みという方も。またサングリアには後からキウイやオレンジやバナナなどの果物を入れて味と香りの変化も楽しんでいただきました。

 

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薬膳酒と本日の食材の役割についての説明の後、いよいよオリジナルサングリアの素作りです。サングリアはスペインの言葉「サングレ=血」から由来しているので今回使う薬膳食材も「血」を補い、巡らす食材を中心に考えたものです。赤ワインにするか白ワインにするかを各々考えて決めていただき食材を計量します。薬膳サングリアの素はおみやげとしてお持ち帰りしていただいてご自宅でお酒につけて完成です。美味しいサングリアを楽しんでいただけましたか?

 

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本日の「ちょい薬膳」は黒きくらげやはとむぎの入ったラタトゥイユでした。食感も楽しめてこれからの暑い時期にぴったりです。お好みの薬膳酒を飲みながらの試食でしたから、心なしかいつもより食も進んだように感じました。

 

6月のプチマルシェはおなじみの農家さんから直送の国産の黒きくらげとしいたけ、そして本日の食材にもありました岡山県産のはとむぎ玄麦粒とはとむぎ茶パックでした。

 

みなさんのお肌から、体の状態がどのようなバランスなのかをぜひチェックしてみて体調管理に活かしていただけたら嬉しいです。(スタッフN)

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