6月の薬膳茶話「梅雨の暮らしかた」

6月の薬膳茶話「梅雨の暮らしかた」

2014.6.10 Tue

ws06_05梅雨入りした東京は、蒸し暑い曇り空。

本日は小学2年生の女の子も参加ということで、薬膳茶だけではなく「ちょい薬膳」でも食材の組み合わせを楽しんでいただけるよう、急遽趣向を変更して取り組みました。

漢方の養生の考えでは、梅雨時期のむくみや体の冷え、憂鬱な気持ちは、心や体に「水」がたまっていることが原因と考えます。では、「水」をためずに「出す」ためには、どのような食べ物がよいか、今回のテーマである「水」を巡らせる食材をご紹介しました。

「水」がたまっているという状態も、その方々の体質、生活環境によって、さまざまに変化します。梅雨時期はさらに空気中の湿気が心や体にもたまりやすくなるので、体調を崩す方も増えてしまいます。

旬の野菜や果物は、不思議なことに「水」を巡らせる食材が多いのです。薬膳の「旬のものを食べなさい」という教えは、心がけたいですね。

さて、本日の体調をお伺いしてオリジナルの薬膳茶を作っていただきました。巡りもよく食欲もあるので補う必要もないとても元気な女の子さんには、色とりどりで目でと香りで潤す薬膳茶を、大人のみなさんは、しっかり「出す」薬膳茶になりました(笑)

最後は、緑豆、小豆の白玉ぜんざいに、フルーツなどを加えて。セルフサービスですから、遠慮なく召し上がってくださいませ。基本は、あんこやフルーツを冷やしすぎないこと。できれば常温でいただくと、お腹に冷えを蓄えません。

お土産の小袋はぜひ、お料理やお茶にご利用ください。

ワークショップの翌日は、アトリエスタッフ2名の誕生日。ということで、素敵なブーケをいただいちゃいました!紫陽花の季節ですね〜。柔らかい色彩が心和みます。ありがとうございました。

アトリエ 伊嶋まどか


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