10月の薬膳菜話「初秋のお手当て」

10月の薬膳菜話「初秋のお手当て」

2014.10.10 Fri

10ws000310月は「薬膳菜話」ということで、いつもの薬膳のお話に加え、福岡県朝倉郡筑前町からの産直野菜と果物、そして、旬のしいたけのもぎとりを楽しんでいただく、盛りだくさんな内容でした。

 

まずは「薬膳とは」という大きなテーマから、薬膳的な野菜を食べる意味、果物を食べる大切さなどをお話させていただきました。

 

 

 

薬膳では、漢方の考えをもとに、体質、症状、体調、季節などを考えて食材を選び調理することが大切ですが、毎日の暮らしに完璧に取り入れるのは、なかなか大変です。家族ひとりひとり、体質も体調も異なりますからね。そこで、その季節の一般的な心と体の状態、おこりやすいトラブルを知ること、食材はできるだけ旬のものを多く取り入れる、また、その季節に取り入れたい効果効能をもつ食材を加える、毎食ではなくても、食材を自分で選んで取り入れることの大切さを感じていただければと思います。もちろん、ストレスにならない程度に、やれるときに、です。

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今回は、これからの季節に取り入れていただきたい食材を使って、2種類の薬膳茶、2種類の薬膳調味料を、グループに分かれて作っていただきました。2種類のお茶は、手足の冷えや疲れ、アンチエイジングのお茶、胃腸の不調や疲れ、ストレス対策のお茶です。どちらも温め系で、季節が移り変わってきたことを感じる味になりました。また、調味料は、今日の野菜をおいしく食べていただく、ドレッシングでした。朝倉の「木酢(柑橘)」をたっぷり絞ったポン酢、乾燥を潤す種実類たっぷりのマヨ、いかがでしたか? マヨネーズは「松田のマヨネーズ(辛口)」を使いました。濃厚でそれだけでもおいしいですが、薬膳的なスパイスをプラスしてみました。

 

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朝倉の野菜、クロダマル(黒大豆)、クロダマル餡のお餅、果物、もぎたてしいたけ、干ししいたけ、黒きくらげなどなど、試食&お買い求めいただき、ありがとうございました。旬の野菜や果物は、秋の渇いた空気から体を守って潤したり、冬の寒さに向けて心と体を滋養したりする役割がありますので、しっかり食べて元気に過ごしましょう。

 

最後に。

朝倉から新鮮な野菜、果物を送ってくださった未央さん、農家のみなさん、本当にありがとうございました!

 

筑前町ファーマーズマーケットみなみの里

http://chikuzen-minaminosato.jp/

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また、ご興味のある方は。

しいたけ栽培キット(森産業)

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次回、11月9日の「薬膳茶話」は、血行促進のお話です。またのご参加、お待ちしております!

伊嶋まどか